接客業だしね。
高校からのバイトも含めれば、かなり長いこと接客の仕事してますが
ほんともう、こういうのは嫌になる。
(本来、「お客様」と表現しますけど、そう呼べる気分ではないので
ココでは一部よろしくない表現が混ざっていても許してください(;´ー`)
その客というのは先月あたりから、チラホラと姿を見るようになった人で
初めて来た日から、どうにも変わった人でした。
年齢的には20後半~30代くらいの男性で、頭がかなり明るい金髪。
声がわりと大きめなんですが、よくかむ、というかドモるというのか・・・・
何を言ってるのか聞き取れないことも結構多めで、とにかくしゃべってはくるんですが
独り言なのか、私たちStaffに話をしているのか、謎でした。
なので結構うちのStaffも聞いてるようでスルーして仕事してたんですね。
ちなみに私は絡まれた(?)事ありませんでした。
で、今日 ・・・・その人とまったく同じ特徴を持つ、別の男性がやってきました。
ちょっと違う部分といえば、最初に書いた特徴より
その男は年がもう少しいってるようでした。 それについては話の途中で。
男性は入ってくるなり、その人は入り口に程近いカウンターに近づき声をかけてきました。
カウンターにはそのとき私と、もう一人同い年の女の子(以下、A)が居て
そのAちゃんが対応しました。
どうやら花男(花より男子・神尾葉子作 現在ドラマで同作2が放映中)のコミックを
探しているとのことで、売り場に二人で出て行き・・・・
しばらくするとそのまま音楽系DVDのコーナーへの方へやってきました。
この間ずっと話しっぱなしだったようです。
そこからさらに、レジ前にきてひたすら話を続ける男。
そのままレジ前でひたすら話をもちかけられるAちゃん(基本的には相槌で応対)
で、レジ前にいるので会話の内容は耳に届いていました。
こんなかんじ。
(言葉遣いや言い回しまではハッキリ覚えてないのでは私が適当に表現してます。)
「お姉さん(=Aちゃん)いくつ?」
A : ・・・(;´Д`)? ・・・20ですが。
「俺、いくつにみえる?」
A : ・・・(;´Д`) ・・・お客様に失礼があってはいけませんからお答え致しかねます
「いいよいいよ、きにしなくていいから言って言ってwwww」
A : ・・ (;´Д`) ○×? ←聞こえなかったけど、恐らく大分若く言ってあげた模様
「wwww そんな若くみえちゃう? いやさ、俺△○×~~~」 ←聞き取れず
私が判断するには30台半ば前後あたりだと思う
どうやら若く見てもらえたことにかなり気を良くしたらしい。
傍から見たら どうみてもナンパです。
「で、俺最近彼女ができたんだけどさぁwwww ○×△」
私 : ( 彼女居るのかy (;´Д`) )
よくそんなナリで彼女ができたな、
と言ってやりたいぐらいだらしない格好だったように思うんですが
まぁそれはさておき・・・・
その彼女のためになんか買うつもりだったのかなあ・・・・? 男は続けます
「お姉さんぐらいのコは何を見たり聴いたりすんの???」
A : ・・・・(;´Д`)え・・・・(考え込むAちゃん)
そりゃオナゴは皆同じものを好きとは限らないだろうに・・・・
Aちゃんもかなり困ったようで、具体的には答えれずにいたようです。
ここで私、事務所へ行き 一番偉いベテランのパートさん(Bさん)にこの事を相談しに行く。
(後コとAちゃんとの会話がレジ前で始まってからとっくに5分以上が経過)
「お姉さん名前なんていうの? ・・・・へぇ、○○さん」
男、Aちゃんの名札を凝視。
「俺目が悪いから近づかないと見えないんだよ~
そうそう、知り合いに○○っていうの(Aちゃんの苗字)いるんだけどさ~」
A : はぁ・・・・。(相当嫌そうで、若干後ずさり気味)
それでも男はAちゃんに顔を近づけて会話を辞める様子はない。
鼻カゼなのか花粉なのか知らないが、くしゃみで鼻を飛ばされたらしく
作業所にあるトイレットペーパーを手渡すAちゃん
「ごっめんねぇ~、なんかしらないけどドンドン出てくるんだよね
(鼻かみつつ)せっかくかっこいいのが台無しだよねwwwwなんちゃって」
激しく殺意がわきました。
どうします?と聞いてみるも、Bさんはデータ入力する手をとめ、困った様子。
私 「・・・・とりあえず、Aちゃんを一度裏に入れましょう;」
・・・とはいったものの、男が次から次へと話を始めるので
なかなかうまく呼ぶタイミングも掴めない。
どうにか意を決して・・・・
私 「失礼致します。お話中に申し訳ありませんが・・・Aさんちょっと裏へお願いします」
A : あ、はい (目で何かを言いたそう)
「は? んだよ、今このコと話してる途中だろ?」
私 「大変申し訳ございませんが、勤務中でございます。
勤務に関する内容での呼び出しですので・・・Aさん事務所へお願いします」
A : 失礼致します
「あんたなんなの?
俺は客だよ?
俺は○○○(探したい本があって)あのコに聞いてたわけ。なんでそういうことすんの?」
私 「・・・・・(客という立場を強調されてちょっと言葉に困る)
○○○をお探しでしたら×××コーナーがございますが」
「そうじゃなくて×○△・・・・ ふざけんなよ このやろー あ?」
すんません。
育ちは普通だったんですが、どうもおしとやかな女にはなりませんでした。
私結構ガキなもんで・・・
ヤローじゃねーよクソが!!!
と、内心かなりプチっときてました。 でもちゃんと我慢我慢・・・・。
ここで女性の方が会計しにレジへやってくる
どうやら私と男のやりとりで険悪な空気なのを読んだらしく、会計するのを躊躇ってました
私「(男に向かって)すみません、少々お待ちください」
躊躇っていた女性に会計を促します
(このときカウンターは自分以外に居なかったのでやむを得ない状況でした)
この間男はうだうだぐだぐだと文句たれていましたが、完全スルー。
女性の方も男から離れたところで会計を済ませ、若干微笑んで退店
こういうとき、笑って接客できた(はずの)自分を、自分でほめてあげたい・・・・
私 「すみません、お待たせいたしました。」
男はさっきからしゃべりっぱなしです
「★△※を探してるの! なのになんであのコと変えるのよ
客をそういう風に扱うわけ?あんた店長と同じだな!」
ムカつきつつも、 店長と同じという意味がこのときはわからず。
私 「 Aの代わりにお伺い致します^^ 」
かなりムカついてたがあえて、また満面の笑みを浮かべる。
「・・・・。 あんた名前・・・・(また覗き込む) △△(自分の本名)さんね
俺ー最近ここ(店)の近くにきたんだけど、この店の客としてずっときてるの
ここ、変わったでしょ?前本だけだったのに今は(ry 」
怒ってたんじゃないのかよ、と ちょっと拍子抜け。
ただの女好きなんじゃないかと小一時間・・・・・
「で、・・・」
本探してたんじゃないのかよ、この男は・・・・・@@;
結局また雑談が始ま・・・ると思ったんですが、ここでBさん登場
B : (私の本名)さん、電話きてるからちょっとお願い。
・・・もちろん私宛に電話なんてきてるわけがないんですが、
どうやらBさんが代わるつもりなんだ、ということがわかったので
私「すみません、私宛に電話とのことで失礼致します」
「また代わるとかなんなの???? だから俺は○○○探しに来てる客だよ?!」
で、まぁ裏に入るとAちゃんが居まして。
A : ごめんね、・・・大丈夫だった?@@;
「私は別に・・・・w それよりAちゃん大丈夫?;」
A : うんー・・・・、ありがとう;」
とりあえず電話応対をしているフリをして、数分たってからカウンターへ復帰。
まだBさんと男は話してました。
その隣で会計しにやってきた他のお客様を応対。
しばらくして話が終わり、Bさんは事務所に戻っていきました。
そして・・・・
B : 昨日あの人、店長が対応したんだけど・・・店長大分キレちゃったみたいで
警察呼んだんだよね。 それを根に持ってるんじゃない?」
私「そんなことあったんですか@@;」
B : 警察に厳重注意されたらしいよ。
まぁ・・・・・ひとまず大丈夫だろうと思うけど、暫く様子見といて
他のお客様には・・・大丈夫だと思うけど気をつけて;」
私「はい。」
そう、先ほどの 「店長と同じだな」 というのは
自分(男のことを)否定し排除しようとする姿勢が同じだということだったようです。
ということで仕事に復帰。
その後も売り場でしゃべってるのが聞こえたのですが、Staff全員スルー。
何度かAちゃんが呼ばれましたが、極力男に合わせないようにしてました。
男は何度かこちらにコンタクトを取ろうとしてきましたが、
諦めがついたのか・・・・・
「んじゃ 済まさないといけない用事があるから
また後でくるわ」
そういい残して、男は店を出て行きました。
そしてカウンターにいたAちゃん・私・もうひとり別の売り場から戻ってきたCさんが集まり
三人揃って
「もう来ないで下さい」
と口々にコッソリ言い合ったのは言うまでもありません。
その後休憩入るときに、事務所にいたBさんに・・・・
私「Bさん、先ほどはありがとうございました」
B : いえいえ。
いつもこういうのは私にまわってくるしね。」
私「 ・・・・(;´Д`)。о ○(押し付けるつもりはなかったけど、悪いことしたかな・・・」
長くなりましたが以上です。
・・・・まぁ、こんなことがありました。
色々なお客様が居ます。 接客業である以上、関わらざるを得ないです。
いくら注意をしてもなかなか聞き入れない座り読みをする人
読んでいる本にハナクソを付ける人
立ち読みしながらナニを弄りだす人・・・・
(;´Д`)
・・・ああ、この方はホントに良いお客様だ、、、と思うことがありますが
その逆も沢山あります。 むしろこっちの方が多いか・・・・も・・・・
・・・・なんか色々な意味で嫌になった;; ○rz
仕事への意欲が萎えまくりです。 誰か助けてー。・゚・(ノД`)・゚・。
by TokishuRion | 2007-02-14 23:30 | りある日記。